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■客船同士衝突、14人けが
2008.05.04
金華山航路
霧で視界不良/
 石巻海上保安署に入った連絡によると、三日午後二時五十三分ごろ、石巻市鮎川浜の黒崎灯台沖で、シードリーム金華山汽船(同市鮎川浜、成田寿広社長)の旅客船「ドリーム」(一九トン、松原克船長、乗員乗客十六人)と、住吉丸(同)の旅客船「第r住吉丸」(六・六トン、菅原貞男船長、十二人)が衝突した。両船合わせて十四人がけがをし、病院に運ばれた。全員が軽傷とみられる。

 同署の調べでは、ドリームは鮎川港から金華山へ、住吉丸は金華山から鮎川港へ向かって航行していた。事故当時、現場周辺の海域は穏やかだったが、濃霧が発生して視界が五十メートル程度だったという。両船は鮎川港に自力で航行。同署員ら九人が船体を調べ、関係者から状況を聴き、原因などを調べている。

 衝突で、ドリームの船首左側には約二メートルの穴が開き、住吉丸は客室の窓など六枚が割れ、船首部手すりが曲がった。

 住吉丸の菅原船長は「視界が悪く、通常は時速三十キロ程度で運航しているところを半分ぐらいに落としていた」と話している。

 金華山航路では昨年、丸中金華山汽船が破産して事業を停止。今年三月に設立した「シードリーム金華山汽船」(成田寿広社長)が六十四人乗りのドリームを購入。二日に定期航路に就航させたばかりだった。

 旅客船関係者は「旅客船を運航する場合、視界が二百oがあっても難しい。五十メートル程度しかなければ、運航するのが無理だったのではないか」と話している。
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