■回転ずし石巻が激戦地に
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2008.05.01 |
大手新規参入相次ぐ
地元店巻き込み誘客懸命/
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石巻市が回転ずしチェーンの激戦地になっている。四月に大手回転ずしチェーンのスシロー(大阪・吹田市)が開店したのに続き、六月上旬には、くら寿司(同・堺市)がオープンする。既にかっぱ寿司(さいたま市)が石巻市との境付近の東松島市で営業しており、三大チェーンが出そろう。地元の回転ずしや既存すし店を巻き込み、今後客の争奪戦はさらに激しくなりそうだ。
スシローは、開発が進む石巻市蛇田地区に東北第一号店を開店させた。オープン企画として、極上みなみマグロ一貫(百五円)を今月六日まで提供する。サイドメニューも豊富で、関西風うどんもある。「石巻で弾みを付け、東北で拡大を図る」(広報)と強気だ。
くら寿司は、石巻市門脇五番谷地の焼き肉チェーン店跡地に六月上旬開店する予定だ。仙台市に続く激戦地石巻への進出で、(1)うま味調味料や合成着色料など四大添加物を全商品から除去(2)五皿でおもちゃが当たるゲームがある(3)タッチ画面で注文?を売りにし「十分勝算はある」(広報)と自信をのぞかせる。
相次ぐライバル店の出店に、二〇〇四年六月に全国チェーンとしていち早く営業を始めたかっぱ寿司は「一時的に客足は離れるかもしれない」と懸念しながらも「うちの『特急レーン』(新幹線型容器に注文のすしが載ってくる)が子どもに喜ばれている。今後も引き続き来てもらえるよう接客、商品価値を高める」(カッパ・クリエイト総務部)と話す。
相次ぐ新規参入に地元回転ずし側も危機感を募らせる。「ランチ五百円ずし」が好評の「海転寿し前浜」(中里一丁目)は「従来通り、石巻港に水揚げされた新鮮なすしダネで勝負していきたい」と対抗心を燃やす。コメはコシヒカリ、水はアルカリイオン水を使うこだわりも前面に出す。
石巻市で平禄寿司二店舗を展開するジー・テイスト(仙台市)は「(大手の進出は)気になる」としながらも「お客さまに満足していただける旬のタネを提供する一品祭りや創作ずしなど、独自性をアピールしていく」とコメントした。
既存のすし店も、回転ずしと違う魅力を売り物にしようと懸命だ。富喜寿司を営む大場英雄石巻寿司業組合長は「子どもたちがすしになじむなど、回転ずしは層を拡大している。少なからず影響はあるが、客層が違う。お客さまは石巻のすしを期待しており、タネの良さなどをアピールし、常連客や観光客に足を運んでもらえる努力をしていく」と話している。 |
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