■中学生、松林再生に挑む
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2008.04.23 |
大谷中ハチドリ計画
今年も苗木50本植栽
松くい虫被害大きい海岸部へ/
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環境学習「ハチドリ計画」に取り組む本吉町大谷中(菅原邦保校長、生徒125人)の3年生が21日、松くい虫被害を受けた大谷海岸の松林再生に向け、クロマツ50本の植栽活動を同町天ケ沢地区で行った。
作業には三年生の男子生徒十九人が参加。宮城北部森林管理署、県漁協大谷本吉支所、県気仙沼地方振興事務所、町、町森林組合、地元の第三十、三十一行政区振興会の関係者ら合わせて二十人も協力した。
初めに学校玄関前でオリエンテーションがあり、同校総合学習講師の小野寺雅之さん(同町大谷)が現地での作業手順、県気仙沼地方振興事務所農林振興部林業振興班の山田百合子技師が県内や気仙沼・本吉地方の松くい虫被害の現状と対応策などを解説した。
生徒らはバスで現地に向かい地元関係者らと合流。生徒と大人が二人一組となり、高さ三十センチほどのクロマツの苗を一組二、三本ずつ植え、支え用の竹の棒に紙ひもでしっかりと固定し、約二十分で作業を完了した。
活動に参加した小野寺優志君(一四)は「一年生の時から松くい虫被害や、海岸の松が防砂林、防潮林の役目を果たしていることを学んできた。植えたクロマツがその役目を果たせるようになるまで五、六十年はかかるが、立派に育ってほしい」と願っていた。
天ケ沢地区の海岸は以前は多数の松の木があったが、松くい虫被害で壊滅状態となり、県は二〇〇六、〇七年の二年間で計百五十本を伐採してヘリコプターで搬出した。
同校は二〇〇四年度から総合学習で、松くい虫による松枯れ被害を学ぶ学習会を開始。松林清掃や松くい虫対策に効果があるとされるアカゲラの巣箱設置などに取り組んできた。一連の環境学習を南米に伝わる古い物語にちなんだ「ハチドリ計画」と名付け、学年ごとに松枯れ(一年)、磯焼け(二年)、冬水田んぼ(三年)をテーマに勉強している。
松の植栽活動は毎年、全生徒で取り組んできたが、今回は高さ約十メートルのがけが間近な場所のため、活動に慣れた三年生男子だけで実施。三年生女子は二十三日に行う冬水田んぼのもみまき、苗代づくりの準備として、昨年収穫した稲から種もみを取る作業に励んだ。 |
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