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■学んだよ 135年の学校史
2008.04.16
気仙沼・水梨小開校記念日
写真で当時の様子紹介/
 気仙沼市の水梨小(井坂亨校長、児童五十五人)で十五日、開校記念日に合わせ、学校史を学ぶ特別授業が行われた。地元のアマチュアカメラマン佐々木徳朗さん(七二)を講師に招き、スライド写真を使いながら、一八七三(明治六)年に赤岩村老松小水梨子支所として設置されて以降の百三十五年間にわたる学校の歴史を学んだ。

 この日は同小の開校五十六周年に当たり、全児童が特別授業に出席。佐々木さんが百三十五年前の開校当時の校舎の写真を見せながら、「わらぶきではなくなったが、建物は今でも残っている。クリの木を使っているので丈夫なんです」と話すと、児童らは「まだあるの」「どこに」などと質問を連発していた。

 佐々木さんは明治、大正、戦中、戦後の写真を次々と映し出し、歴代の四校舎での学校生活を紹介。子どもたちは屋根材として広く使われていたスレートがノート代わりだったこと、着物姿で写っている卒業写真や馬車、一九五六年のバス路線開通を祝う様子、運動会などの行事を興味深そうに眺めていた。

 佐々木さんは戦時中に水梨小に入学。「食料不足のため、校庭を畑にしてジャガイモやサツマイモを育てた」と話すと、児童たちは驚いた様子だった。

 学校に残されている自分たちの祖父母や、佐々木さんが撮影した小学生時代の父母数人の写真が映し出されると「えーっ、本当」「似ているよ」と大騒ぎだった。

 最後に、今年三月に卒業した子どもたちと四月に入学したばかりの七人のスライドを見せた。最後は「つづく」の文字で上映を終え、「この後は皆さんが新しい歴史をつくってください」と励ました。

 水梨小は支所後、松岩尋常小の簡易小、水梨分教場と変遷をたどり、一九五二年四月に松岩村立水梨小として独立。市制施行により気仙沼市立水梨小と改称した。九六年に赤岩水梨子から物倉山に校舎を新築移転した。
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