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■旧大浦保育所を地域施設に
2008.04.15
気仙沼市が貸し出しへ
遊具の一部も有効活用/
 三月で閉所となった気仙沼市大浦保育所の施設が、解体せずそのまま地域の自治会活動に利用される見通しになった。これまでさまざまな行事の度にホールや会議室を借用してきた大浦自治会(小野寺光一会長)が、施設ごと市から借り受け、住民同士で管理しながら使用する予定。市によると、役目を終えた市の施設を引き続き自治会館的な用途で貸し出すのはまれなケースという。

 入所児童の減少が続いた大浦保育所は、市の保育施設再編整備計画に基づき三月いっぱいで閉所した。

 敷地面積は約八百七十平方メートル、建物面積は約三百六十七平方メートル。二〇〇五年三月、県道大島浪板線待避所設置工事に伴いホールや台所などを改築した。

 自治会館がない大浦自治会は、主催する集いなど諸行事の会場として保育所を借りて使用してきた。今年二月、閉所後も引き続き利用できるよう市に要望書を提出。「老人クラブや婦人団体、PTAなどの活動・交流施設として使わせてほしい」と求めた。

 施設はもともと大浦公会堂で、地域住民が主体となって季節託児所を開設したのが保育の始まり(後に市に寄贈)。市もこうした経緯にも配慮し、地域活動の場として施設を貸すことに理解を示しており、正式な申請を待って手続きを進める方針だ。

 園庭にある鉄棒、滑り台などの遊具については、市は安全性に配慮しながら一部を残すことも考えるとしている。

 大浦自治会の小野寺会長は「地域全体で施設を守りながら有効利用していきたい。そのためにも多くの住民に利用される施設になるよう考えたい」と話している。

 大浦保育所とともに三月末で閉所された白山保育所は、借地のため施設を解体し、土地所有者に返却される。
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