トップニュースファイル≫2008年04月
■オラレ推進へ住民説明
2008.04.30
石巻市・議案否決後初
あす中心街32団体対象/
 石巻市は一日夜、コミュニティー施設併設の舟券場外発売場「オラレ石巻」を中心市街地活性化に活用する説明会を石巻駅前のロマン海遊21で開く。昨年の市議会九月定例会でオラレ関連の議案が否決されて以来、市がオラレ誘致推進に向けて住民説明会を開催するのは初めて。オラレ開設効果などについて市議会の会派に対する説明も始めており、関連議案を六月定例会に再提案するため、市が「地固め」にうって出たとけん制する見方もある。

 六月定例会への再提案について、市は現時点でその可能性に言及を避ける。「オラレ事業を再び推進するべきだという、市の方針が定まったので、それを説明して住民、議会の意向を聞く。再提案の時期などを考えるのは、反応を見定めてから」(企画部)。

 市民活動推進課によると、一日の説明会は、オラレ開設予定地の立町大通り商店街振興組合のほか、アイトピア、穀町、寿町など中心街の八商店会を対象にした。そのほか、策定中の中心市街地活性化基本計画が対象エリアとする予定の山の手地区、門脇町などの町内会など計三十二団体に参加を呼び掛けている。

 計画を練っている活性化協議会(法定協)が先日、計画に盛り込む九十事業の一つにオラレ誘致を位置付けた。その提言書を受け取った市は、事業推進の好機ととらえ、説明会開催に踏み切る。

 市はオラレ関連議案を再提案するに当たり、否決時の事業計画に修正を加えたプランも準備。背水の陣で可決を目指す。

 一つは、法定協が中心街活性化に有効と認めたオラレの舟券売上基金を、まちなか活性化に役立てる。これまで利益の売り上げは教育、福祉、環境などに充てる構想だったが、中心街振興に積極的に生かす。

 また、狭くて使い勝手が悪いと指摘されているコミュニティー施設については、基金を活用してオラレ以外の場所にも増設する案を示す。
ニュースインデックスへ戻る
※本ページに掲載の記事・写真などの一切の無断転載を禁じます。
Copyright (C) 2002 SANRIKU KAHOKU INC. All Rights Reserved.
WWW.SANRIKU-KAHOKU.COM