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■間伐材の出荷量が激増
2008.04.22
石巻地方07年実績、04年の5倍
バイオマス燃料に活用/
 石巻地方の未利用間伐材の出荷量が激増している。これまでは商品にならずに見捨てられていた間伐材が、木質バイオマス燃料として日の目を見ることになったため。石巻地区森林組合(石巻市大瓜)の二〇〇七年の出荷量は〇四年の約五倍の二万立方メートルを突破した。太さ三十センチ、長さ十五メートルの原木に換算すると、一万本以上に相当する量で、今後もさらに増えそうな勢いだ。

 間伐材はこれまで林地に放置されたままだった。バイオマス燃料として有効活用のめどがついたことから、石巻地区森林組合は五年ほど前から市内真野にある自前のウッドリサイクルセンターでチップに加工。石巻市の合板会社に出荷を始めた。

 出荷量は二〇〇二年にはわずか九百五十立方メートルだった。それが〇四年から増え出し、同年は約四千立方メートル、〇五年には一万立方メートルを超え、昨年は二万二千五百立方メートルに達した。

 放置間伐材を積極的に搬出することは、林地残材の発生抑制につながるほか、バイオマス資源の利活用も推進される。

 同組合は間伐材のほかにも、松くい虫被害材、流木などの未利用バイオマス資源を木材チップやオガ粉といった製品にリサイクルしている。こうした取り組みが認められ、今年一月、県知事から県グリーン購入大賞の表彰も受けた。

 さらに合板材やパルプ材利用以外の残材の有効活用を強化するため、同組合は五月には従来の約一・三倍の生産能力を持つ新しい破砕機を導入し、バイオマス燃料の安定供給を図る。

 同組合の大内伸之事業部長は「放置間伐材の出荷は森林整備につながるばかりでなく、温暖化対策にも貢献できるので、さらに力を入れていきたい」と話している。
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