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■サヨナラわが母校
2008.03.20
南三陸 閉校2小で卒業式
「思い出ありがとう」/
 児童数の減少や校舎の老朽化により、本年度で閉校となる南三陸町清水、荒砥両小学校の最後の卒業式が十九日、それぞれ行われた。地域と一緒に、特色ある学校活動を行ってきた両校。卒業生は地域や父母らに感謝しながら、思い出いっぱいの校舎を後にした。両校の在校生は四月から志津川小に通う。

はかま姿で感謝の言葉 清水/

 清水小最後の卒業生は高橋香さん、佐藤瑶子さん、渡辺佳菜さん、阿部萌さんの女子四人。全員がはかま姿で参列し、引き締まった表情で片倉誠之助校長から卒業証書を受け取った。別れのことばでは、父母をはじめ、地域、学校に感謝の気持ちを伝えた。

 片倉校長は一人一人の六年間の頑張りに触れながら式辞を述べた。「皆さんにとっても、地域にとっても忘れられない日になる。未来に向かって力強く船出することを望みます」と、はなむけの言葉を贈った。

 四人は式典終了後、在校生から花束を贈られ、校舎を後にした。「(閉校は)やっぱり、少し悲しい」(高橋さん)と寂しげだったが、全員が「思い出がたくさんある。ありがとう清水小」と前を向いた。

目潤む惜別のあいさつ 荒砥/

 荒砥小は高橋未菜さん、阿部拓実君、菅原宥太君、高橋幸佑君、高橋勝寛君、錦部星さん、遠藤にい菜さん、高橋郁さんの男子四人、女子四人が最後の卒業生となった。

 在校生全員と保護者、来賓、地域住民ら約八十人が見守る中、兵藤文隆校長から一人ずつ受け取った卒業証書は、臨席した母親に児童が手渡して感謝の気持ちを表した。

 式辞で兵藤校長は、岩を割って育つ石割桜を例に「石が硬いほど育つ時間は掛かるが見事な花を咲かせる。荒砥小で出した皆さんの芽が大木になるよう、心身ともにたくましい中学生になってほしい」と激励した。

 八人は在校生と一緒の卒業の歌も交えながら、「別れのことば」を発表。先生、保護者、地域の人々とともに、たくさんの思い出が詰まった木造校舎にも目を潤ませながら感謝の言葉を贈った。

【花束を手に笑顔で校舎を後にする卒業生=清水小】
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