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■GPS波浪計到着
2008.03.15
気仙沼港
17日沖合に設置/
 国土交通省東北地方整備局が広田湾沖に設置する衛星利用測位システム(GPS)の波浪計が、十四日までに気仙沼港に到着した。十七日午後、沖合二十二キロの海上に運ばれる。

 円柱形をした波浪計は高さ十八メートル、直径五メートルのブイで、重さ約四十八トン。上下動を計測する衛星と、横の変動をキャッチする陸上基地局(無人)によって海面の変動を立体的にとらえる。陸上基地局は気仙沼市唐桑町の漁火パーク施設内に設置される。

 東北地方整備局仙台港湾空港技術調査事務所(仙台市宮城野区)によると、波浪計は設置後、試験運用を経て、二〇〇八年度内の本格運用を目指す。

 GPS波浪計は、平時は港湾整備に必要な沖合のデータ収集、地震発生時には陸上到達前の津波を観測する。近い将来の発生が確実視されている宮城県沖地震などで津波が起きた場合、三陸沿岸地域の防災に大きな力を発揮すると期待されている。

 三陸沿岸地域では、〇六年度事業で金華山沖に国内初の波浪計が設置された後、これまでに釜石沖、八戸沖、宮古沖に設置された。
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