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■教諭、校長を文書訓告
2008.03.29
石巻市教委
住吉中の個人情報盗難問題/
 石巻市住吉中の女性教諭(二六)が一月、原則禁止されている個人情報を無断で持ち出し盗難に遭った問題で、市教委は二十七日付で、教諭と津田享校長(六〇)を文書訓告にした。

 市教委が二〇〇六年度策定した個人情報の取り扱いに関するガイドラインでは、情報の持ち出しは原則禁止、持ち出す際は持ち出し簿に記入し校長の許可が必要と規定している。

 だが、教諭は無断で全生徒三百四十三人と教職員二十三人の名簿などを持ち出した。住吉中も持ち出し簿を作成しておらず、ガイドラインが機能していなかった。

 県費負担の教職員の懲戒処分に関する権限を持つ県教委は、処分を検討し、「過失の度合いや漏れた情報の中身が過去の事例と比較して懲戒処分に該当しない」と判断。今月半ばに市教委に連絡した。

 それを受け、市教委は措置の内容を検討。「生徒や保護者、地域住民の信頼を著しく損ねた責任は大きい」として、教諭を措置では最も重い文書訓告にした。教諭の服務監督責任で津田校長も訓告にした。

 阿部和夫教育長は「ガイドラインを順守せず、無断で情報を持ち出した行為に対する責任は重い。けじめが必要であり、厳しく対応した」と話している。

 教諭は一月九日夜、石巻市内のアパートに帰宅。車の助手席の足元に名簿などが入ったバッグを置き忘れ、車の鍵穴が壊されてバッグが盗まれた。名簿は十日夜に東松島市で見つかったが、担任する学級三十九人分の通信票のコメントなどが入ったUSBメモリーは発見されなかった。
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