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■中心街活性化へ2組織
2008.03.21
オラレ活用推進 公共施設検討
石巻市にぎわい再生方策を探る/
 石巻市の大きな課題である中心市街地の活性化に向け、市は庁内に二つのプロジェクトチームを設置した。「中心市街地にぎわい再生に向けたオラレ活用推進委員会」は、市議会に関連議案を否決されたコミュニティー施設併設の舟券場外発売場「オラレ石巻」の問題点を整理し、再提案に向けた対応策を練る。「中心部等公共施設検討会議」は、市が無償譲渡を受けたさくら野百貨店石巻店を中心に、中心街に人の流れを呼び込む公共施設のネットワーク化などを検討する。

 中心市街地にぎわい再生に向けたオラレ活用推進委員会は、佐藤章企画部次長を委員長に、各部の次長クラスと関係課長ら十五人で構成。オラレ誘致事業を再び推進する方向性を決定した「オラレ」設置検討委員会と、ほぼ同じメンバーとなっている。

 オラレについては、市議会九月定例会が説明不足などとして関連議案を否決。検討委が否決された理由や、オラレ開設の可否などを検証した上で、オラレが中心市街地活性化に有効として「事業推進」の結論を出した。

 活用推進委は、オラレ関連議案を再提案できる環境づくりが最大の課題になる。官民で策定している中心市街地活性化基本計画に、オラレを個別事業として位置付けることに当面は全力を注ぐ。

 一方、中心部等公共施設検討会議は植松守企画部長を会長に、各部と総合支所の次長ら十四人で構成。関係課の課長クラスによるワーキンググループも配置した。

 市庁舎としての転用可能性を調査しているさくら野ビルについて、石巻駅前ににぎわいをもたらすような公共施設としての利活用方法を模索する。

 立町通りにある石巻社会保険健康センター「ペアーレ石巻」は、来年三月までに売却されることが決まっている。年金・健康保険福祉施設整理機構が、施設売却する入札に参加するかどうか市に打診しており、検討会議は参加の可否について判断する。年間に十万人以上が集う施設だけに、中心街活性化効果の観点から市が購入することに前向きな姿勢を示している。

 検討会議は、庁舎が移転した場合を想定し、現市役所の跡地(日和が丘一丁目)活用を検討。旧市が新庁舎建設用地として購入した大橋地区の市有地についても、庁舎以外の公共施設を配置する可能性を探る。
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