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■石巻の米国人ボート日本一
2008.03.19
ネイトはエイト愛好会の誇り
マシン競技で制覇快挙
仲間がお祝い会/
 石巻市在住の英語講師ナサニアル・アルブレクトさん(二四)が、ボートのトレーニング機器で記録を競う第20回全国マシンローイング大会(日本ボート協会主催)で優勝し、日本一に輝いた。所属する石巻エイト愛好会(佐々木正彦会長)が16日、祝賀会を石巻グランドホテルで開き、賞状を伝達した。

 大会は昨年12月、全国各地の会場で一斉に行われ、アルブレクトさんは仙台会場の東北地区大会に出場。大学や社会人の選手らを相手に、最もレベルの高い19?29歳の男子総合2000メートルの部で、2位に約3秒の差をつける6分15秒06の好タイムで制した。

 アルブレクトさんは米国オレゴン州出身。16歳からボート競技を始め、18歳未満の世界大会にフォアの全米代表選手として出場した。大学時代にはエイトの選手として活躍していた。

 昨年6月に来日し、石巻市駅前北通りの英会話教室「T・K・スタディルーム」で講師を務めている。8月の石巻川開き祭りで孫兵衛船競漕(きょうそう)を観戦。石巻でボート競技が盛んなことを知り、愛好会に入った。仲間からはネイトと呼ばれ親しまれている。

 佐々木会長は「あまり言葉が通じなかったが、ボートをこがせてみたらすごかった。マシンローイングのタイムを聞いたら日本一のレベルを超えていたので出場させた」と話す。エイトのメンバーとしても加わり、昨年8月に埼玉県であったオックスフォード盾レガッタでは、28チーム中19位というチーム成績に大きく貢献した。

 アルブレクトさんは「練習不足だったので、タイムは不満」と、優勝しても複雑な感想。石巻については「面白いことが多い街。魚もおいしい。愛好会に入ったおかげで日本を知ることができた。ラッキーだ」とうれしそうに話した。

 祝賀会には、愛好会のメンバーら約30人が出席。佐々木会長が「全国大会の優勝を味わえる機会はめったにない。われわれのネイトの快挙をみんなで祝おう」と呼び掛け、日本一の喜びを分かち合った。
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