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■東松島高、1回生巣立つ
2008.03.15
自分のペースで勉学
05年4月入学66人/
 二〇〇五年四月に県内初の三部制(午前・午後・夜間)・単位制の高校として誕生した東松島高(石上正敏校長、生徒二百六十二人)で十四日、初めての卒業式があった。自分のペースで自由な校風の中で勉学に励んだ六十六人が思い出いっぱいの学びやを巣立った。

 ステージ上で卒業証書が手渡されるのが一般的だが、同校は父母らも同じ目線で授与風景を見られるように−と、フロアで行った。

 石上校長は「未開の地に線路を引き、次に引き継いだ。皆さんはパイオニアとしての役割を全うした。失敗を恐れずに、可能性にチャレンジしてほしい」とはなむけの言葉を贈った。在校生を代表して伊辺圭佑君が贈る言葉を述べた。

 遠藤光恵さん、門間智香子さん、鹿野佑美さんの卒業生三人が、それぞれ「みんなと出会えた三年間は楽しかった」「三年間は大切な宝物」「感謝の気持ちでいっぱい」などと語った。

 男子は真新しい紺や黒のスーツ姿、女子は振り袖やドレス姿で出席、華やかな雰囲気の中で式は行われた。卒業生の中には仲間と楽しかったこと、苦しかったことなどを思い出し、涙する女子もいた。

 東松島高は〇五年度、定時制の矢本、石巻、石巻女を再編し、矢本高の校舎を活用して開校。三年以上在学し、計七十四単位を取得すれば卒業できる。

 学年をなくし、留年もないため、自分のライフスタイルに合わせて高校生活を送れるのが最大の特徴で、生徒は自分で作成した時間割に従って登校した。制服もない。

【振り袖姿で卒業証書を受け取る”1回生”=東松島高】
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