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■鳴瀬川でひと休み
2008.03.06
珍鳥コクチョウ飛来
ゆったりと羽休める/
 東松島市小野の鳴瀬川で数日前から、一羽のコクチョウがどこからか飛来し、ハクチョウの群れに交じって漆黒の姿を見せている。

 五日午前、コクチョウがいたのは、東松島大橋から下流に四百メートルほどの左岸。三十羽ほどいるハクチョウとは少しだけ離れ、岸や川面でゆっくりと羽を休めていた。

 コクチョウは全身が黒く、くちばしだけが赤い。オーストラリアなど南半球に生息。ハクチョウの仲間だが、渡り鳥ではなく、日本に渡ってくることはないという。

 長年にわたり野鳥などの調査に携わっている南三陸ワシタカ研究会の立花繁信さん(七九)=石巻市成田=によると、石巻地方では三年前に北上地区でコクチョウが確認されている。一カ月半ほど滞在し、次の春にも姿を見せたという。

 立花さんは「動物園や公園などで飼育されていたコクチョウが逃げてきたのではないか。野生化して生きる場合もあるが、かなり珍しい」と話している。

【ハクチョウとは少し離れた川面で、漆黒の羽を休めるコクチョウ=5日午前11時ごろ、東松島市小野】
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