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■矢本高60年 歴史に幕
2008.03.04
定時制14人、有終の美
「誇り忘れず社会に貢献」/
 県立高校の再編計画に伴う矢本高(石上正敏校長)の閉校式と定時制最後の卒業式が二日、同校講堂であった。卒業生や同窓会関係者、職員、東松島高の代表生徒らが参加し、六十年の歴史に幕を下ろした。

 閉校式に先立ち、定時制の卒業式が行われ、最後の学年となった卒業生十四人一人一人に、石上校長が定時制証書を手渡した。

 閉校式では、石上校長が菅原通悦県教委教育次長に校旗を返納。石上校長は「矢本高は末永く地域の人の心の中に生き続ける。卒業生は仕事と学校生活に全力で取り組み、有終の美を飾ってくれた。卒業生として誇りを持ち、地域に貢献してほしい」と述べた。

 お別れの言葉として、卒業生を代表して吉野和博君(一九)が「東松島高の生徒たちが矢本高の伝統を受け継いでくれると確信している。矢本高の卒業生として誇りを持ち、社会に貢献したい」と話した。

 最後に、これまでの歩みを振り返りながら全員で校歌を歌った。

 出席者には、二〇〇六年の講堂完成で解体した東体育館の床板に「矢本高校」の焼き印を押した記念プレート(縦十五センチ、横九センチ)が贈られた。

 矢本高は一九四八年十一月に石巻高矢本分校(定時制普通科・家庭科)として開校、五二年に矢本町立矢本高定時制として独立。六三年、矢本高全日制普通科(女子一学年二学級)を設置。二〇〇五年四月、県立高校将来構想に基づく東松島高(昼夜間三部制)の開校に伴い、全日制と定時制とも募集を停止。全日制は〇七年三月に閉講した。定時制の閉講で、矢本高は閉校となった。

 地域社会に送りだした卒業生の総数は全日制が六千四百九十八人、定時制が千八百五人。
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