■地産地消に新たな名物
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2008.02.22 |
待望の「八瀬そば」あす開店
気仙沼吉田さん手打ち体験教室も/
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かつての養蚕農地や荒れた畑などでソバ栽培を進める気仙沼市八瀬地区で、そばを通した地域おこしに取り組んできた男性が地元に待望のそば店を二十三日に開く。手探りの出発だが「地産地消で地元の素材を広めたい」と意欲を見せている。
気仙沼市関根に「八瀬そば」を開店させるのは吉田時夫さん(六三)。有志によるそばの打ち方勉強会を始めた数年前から「いつか店を構えたい」と夢を抱いてきた。昨年末に地元農家の約百二十平方メートルの倉庫を借りる話がまとまり、内部を改装して店舗にした。
使うそば粉は100パーセント八瀬産。吉田さんと共同でソバ栽培を進めてきた千葉正雄さん(五九)が耕している約一・四ヘクタールの畑から取れた粉八割と、小麦粉二割の「二八そば」を吉田さん自らが打つ。
ざるそば、かけそばとも五百円。つゆのだしには気仙沼産のかつお節のほか宗田節、さば節のブレンドを用いる。薬味に使うネギ、からし大根も八瀬産にこだわり、付け合わせの漬物も自家製。水もアルカリ還元装置を通したものを利用する。季節に応じてフキノトウなど八瀬地区で採れる山菜の天ぷらも提供するという。いずれは小麦粉も自家栽培する予定だ。
「人の流れが読めない」(吉田さん)ことから、新そばが収穫される秋までは当面、土曜と日曜の午前十時から午後二時までの営業で予約制。平日も五人以上なら受け付ける。昨年収穫したそば粉二百五十キロがなくなり次第休業する。
そば打ち体験教室も随時行うほか、野菜などの産直販売も検討している。吉田さんは「地元産にこだわった味をぜひ試してみて」と話している。
八瀬地区は市内有数の養蚕地域だったが、農家の廃業で農地が荒れたことから、二〇〇三年から市が支援してソバ畑として再生させる試みが行われてきた。栽培時期は八月から十一月。
「八瀬そば」の連絡先は0226(55)2410。
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