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■思い出の小学校で授業
2008.02.17
気仙沼の旧月立中卒業生
恩師と還暦の集い/
 気仙沼市の旧月立中を一九六四(昭和三十九)年三月に卒業した同窓生が十六日、全員が通った月立小旧校舎で還暦の集いを開いた。

 同年の卒業生五十人(物故者五人)のうち二十九人が参加した。多くは地元に住むが、仙台や遠くは茨城県から駆けつけた人もいた。久しぶりに母校に足を踏み入れたという人は、磨き込まれた板張りの廊下などを懐かしそうに眺めていた。

 元の校長室で、還暦を祝う神事をした後、玄関前で記念撮影。教室に戻った元生徒を前に、中学校三年間の担任を務めた菊田寛治さん(市男女共同参画審議会長)が記念講話をした。

 菊田さんは「還暦はマラソンに例えれば、一番きつくなる三十キロ前。体力も落ちてくるし、さまざまなバリアー(障害)が出てくる。鈍感力という言葉があるが、くよくよせず前向きに歩んでいってほしい」とエールを送った。特に男性には「家庭内でできることをどんどんしないと、”産業廃棄物”になってしまう」と男女共生の意識を持つ必要性をユーモアを交えて助言した。

 その後、地区内で特産化を目指しているソバを栽培している同級生が手打ちした八瀬そばを全員で味わった。中にはそば打ちに挑戦する人もおり、今後の人生プランを話し合いながら旧交を温めた。参加者は「この校舎はぜひ残してほしい」と願っていた。

 月立小旧校舎は一九二二(大正十一)年に建てられ県内最古の木造校舎として知られていた。二〇〇六年七月の新校舎完成後、さまざまな行事に活用されている。東側には九五年の統合で廃校になった旧月立中校舎も残されている。
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