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■量産型「日の出凧」
2008.02.16
印刷技術を生かし製作
天旗まつり販売 「凧があふれる街に」/
 気仙沼市朝日町の商港岸壁で十七日に行われる「気仙沼天旗まつり」を前に、市内の印刷業者が日の出凧(たこ)を印刷技術で大量に製作した。まつり当日に市観光協会を通して百枚が販売されるほか、十六日の前夜祭ではオークションにも出品。注文を受ければ随時、制作・販売していくという。

 日の出凧の量販型を考案したのは、気仙沼市所沢の印刷会社「センヨウ」(千葉貞行社長)。伝統の太陽に雲をあしらったデザインだが、背景をピンクのグラデーションにし、下部の波をより強調した美しい仕上がりになった。

 日の出凧を大量に作るきっかけは、まつり関係者から「最近はオーソドックスな日の出凧自体があまり揚がっていない」と聞いたことから。日の出凧のデザインの良さに着目していた千葉社長が「会社の印刷技術を生かせないか」と考え、関係者と打ち合わせながら試行錯誤の末に完成させた。

 ほとんどの凧は製作者が手で色を塗っているが、横一・三メートル、縦約十メートルを印刷できるロール式看板用印刷機を活用。建材用壁紙にも使用されるタイベックという紙を利用することで、強さと色の出具合を工夫した。

 まつり当日に小型の日の出凧を一枚三千円で販売するほか、中型の凧は前夜祭のオークションでお披露目する。

 千葉社長は「美しい日の出凧が街中にあふれるよう、普及させていきたい」と話している。今後も注文を受ければ個別に製作するほか、購入者が簡単に作れるキットの販売も検討するという。

 問い合わせはセンヨウ0226(22)8181へ。
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