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■市場問題、石巻市が全面反省
2008.02.27
政策決定、交渉記録に非
改善策を示す/
 石巻市は二十六日、青果市場の移転問題で混乱を招いた経緯を検証するとともに改善策を示した報告書を市議会に提出した。政策決定や交渉記録、情報公開のあり方などで、ほぼ全面的に市側の非を認める内容。土井喜美夫市長は二月定例会の本会議で発言を求め「行政運営の責任者として、十分反省している。議員をはじめ市民の皆さまに心からおわび申し上げる」と謝罪した。土井市長は市場の移転先が東松島市になった結果について陳謝していたが、交渉過程などの責任は認めていなかった。

 市議会は昨年の十二月定例会で、混迷する青果市場問題の総括と反省を求める決議をして「政治決着」。市が庁内に部長級五人による改善策等検討会(座長・佐々木義明病院局事務部長)を組織し、問題点を検証した。

 市場を現在地で整備する「存地整備」から、移転をにらんだ手法に方向転換しながら組織決定の過程が不明確だった。この点について報告書は「庁議に諮り、十分審議し、市の方針を明確にして対応すべきだった」と指摘した。

 市場との交渉記録を公文書として残さず、上司への報告が不足していたことも落ち度と認めた。情報公開で「二十四項目の誓約書」などを開示しなかったことは「透明性の高い市政運営」に反して不適切とした。

 再発防止策として、政策形成や行政事務の基本手順を再認識し、職員に対して周知、教育することを提言。庁議規程と情報公開制度の適切な運用を図り、法令順守の意識定着もして「市民の信頼回復に努める」とした。

 責任の取り方について土井市長は、一年間延長する特別職給与の独自削減が「おわびする気持ちの表れ」と述べた。報告書では、庁議構成員の連帯責任を明らかにすることを求めている。
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