■石巻工高が「環境地域貢献賞」
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2008.02.23 |
カキ殻を使った水質浄化システム
企業以外の入賞は唯一/
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石巻工高(倉光恭三校長、生徒七百五人)が、第十七回地球環境大賞(フジサンケイグループ主催)の「環境地域貢献賞」を受賞した。県の支援を受け、企業と連携してカキ殻を有効利用する研究に取り組み、水浄化システムを開発。環境保全への積極的な活動として高く評価された。授賞式は四月二十二日、東京・元赤坂の明治記念館で行われる。
地球環境大賞は、「産業の発展と地球環境との共生」を目指し、財団法人世界自然保護基金(WWF)ジャパン(名誉総裁・秋篠宮殿下)の特別協力を得て、一九九二年に創設した。
環境保全に熱心に取り組み、持続可能な循環型社会の実現に貢献している企業や団体などを毎年表彰。環境表彰制度としては国内で権威のある表彰制度とされる。
今回は大賞をはじめ経済産業大臣賞、環境大臣賞など計十賞があり、受賞者は大手企業が中心。企業以外では唯一、石巻工高が環境地域貢献賞を受賞した。
同校の天文物理部は、仙台市や南三陸町の企業と連携して「カキ殻を活用した水質浄化設備の開発研究事業」に着手。浄化の主役となる「カキボール」を開発した。
同校で一月二十九日にあった水質浄化システムの研究会では、実験用の水槽で悪臭を除去し、濁りも低下させることに成功。カキ殻の浄化能力が実証された。
カキ殻は海洋性産業廃棄物。処理は石巻地方にとどまらず、県全体の問題となっている。石巻工高の活動は、リサイクルを推進する県の産業廃棄物対策に貢献する意味も持つ。
環境地域貢献賞の受賞について、倉光校長は「先進的な環境活動を展開する企業と同列に認知され、評価されたことは素晴らしいこと。今後も地域のニーズに応えて、地域に貢献できる研究を進めていく」と話している。 |
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