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■温湯で「安全安心米」
2008.02.20
いしのまき農協種もみ消毒始まる
「風通し良く、雑菌に注意」/
 石巻市桃生町樫崎の「いしのまき農協種もみ温湯消毒処理センター」で、二〇〇八年産米の種もみの温湯消毒が始まった。

 十六日から十台の全自動システムの温湯処理機がフル稼働している。十九人のスタッフが種もみを次々とネットの袋に詰めて処理機に投入。自動的に六〇度(ひとめぼれは六〇・五度)のお湯に十分間、冷水に七分間浸され、引き上げられる。センター全体で一日約二十一トンが処理できる。

 もみの混入を防ぐために銘柄別に作業を実施。主力のひとめぼれ、ササニシキ、まなむすめの順で進める。もち米などを含めて全十銘柄を処理し、三月五日までに石巻地方の水田約九千ヘクタールに作付けする約三百六十トンを終える見込み。

 消毒を終えた種もみは十八日から順次、農協の各経済センターを通じて稲作農家に届けられている。

 農協はカビや雑菌が繁殖しないように、適切な管理を呼び掛けている。「風通しの良い日陰につるして乾燥させる。むしろや稲わらなど雑菌がある恐れのある物に接触させない。塩水選を必ず行うなど、指導内容を守ってほしい」と話す。

 従来、種もみは農家ごとに農薬で消毒していたが、お湯を使った温湯消毒は農薬を使わずに済む。〇六年二月に同センターが設立して以降、石巻地方で作付けする水稲はすべて温湯消毒で処理し、安全・安心の「いしのまき米」生産に結びついている。
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