■鹿嶋ばやし バトンタッチ
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2008.02.20 |
石巻・広渕小
6年生が演奏 頑張れ5年生/
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石巻市の無形民俗文化財に指定されている河南鹿嶋ばやしの伝承式が十九日、石巻市広渕小(鈴木春夫校長、児童百九十七人)であった。卒業を間近に控えた六年生四十人が見事な演奏をした後、愛用の楽器などを五年生二十八人に手渡した。五年生は新学期が始まって間もない四月半ば、河南鹿嶋ばやし祭典で先輩から受け継いだ腕前を披露する。
伝承式は同小体育館であり、全児童と教職員、父母ら合わせて約三百人が集まった。鈴木校長が「昨年四月に赴任してきて、みなさんが鹿嶋ばやしを上手に演奏する理由がよく分かった」、鹿嶋ばやし保存会の高橋正義会長は「社会人になっても古里の伝統を後輩に指導してください」とあいさつした。
引き続き、六年生が「豊年」と「おくりばやし」を軽快なリズムで演奏。代々受け継いできた笛、太鼓のばち、黄色いたすきを五年生にバトンタッチし、六年生代表の土井美春さんが「誇りを持って広渕の伝統を守ってください」とエールを送った。
先輩の激励に対し、五年生代表の高平亜弥さんは「素晴らしい演奏を目指してしっかり頑張ります」と返答。五年生全員で「うちばやし」と「松島」を演奏した。
鹿嶋ばやしは、約四百年前から地域に伝わるという山車祭り「河南鹿嶋ばやし祭典」で毎年演奏される。河南鹿嶋ばやし保存会が当初、旧広渕中の生徒に教えていたが、八九年に河南西中に統合されたのを機に、継承の場が広渕小へ移った。同小では昼休みなどを利用して、六年生が五年生に指導しているほか、休日には卒業生や保存会の会員も指導している。
【代々受け継いできた鹿嶋ばやしを下級生や父母に披露する6年生=石巻市広渕小】
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