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■社員動かす法は…
2008.02.16
「共感得る」「期待値示す」「ねぎらう」
石巻商議所 管理職や経営者研修
逆転の発想大事 ストレスが企業活性/
 石巻商工会議所中小企業相談所の管理職研修「人を活かす逆転の発想のすすめ」が十四日、同商議所で始まった。経営者や管理職、人事担当者約四十人が参加。なかなか行動ができない社員を動かす方法などに耳を傾けながら、組織の活性化や業績向上のヒントをつかんだ。

 社会保険労務士で元気サポート(七ケ浜町)代表取締役の伊藤祐子さんが「七割社員の動かし方」の題で講演。官公庁の仕事が九割で先行きにあきらめを感じていた経営者を例に話を進めた。

 伊藤さんは「従業員と家族はどうなるの? それを考えるのが経営者。捨て身でやるしかない」と、まず経営姿勢の問題点を指摘した。

 一般的に、企業を支えている社員は全体の一割だけ。七割は頭で分かっていても行動できない社員で、残り二割が「こんな仕事はやっていられない」と思っている反感系社員だと説明。その上で「七割の社員を理解し、自発的に行動させるようにしてほしい」と助言した。

 行動を起こさせる手法としては(1)失敗への不安を取り除く(2)共感を得るよう説明をする(3)期待値(具体的な目標)を示す(4)ねぎらいの言葉をかける−の四点を上げた。「内発的な動機付けに頼らないでほしい。例えば『この試験に合格したら百万円をやる』というように、外発的な動機付けも必要だ」と話した。

 企業が最も活性化する状態については「ストレス六割、リラックス四割と言われている。リラックス八割では、ゆるゆるの同好会状態になってしまう」とも。

 新入社員の教育に関して「子どものしつけと同じ。自発性を促すコーチングだけでは育てられない。新人に限らず、不完全な社員を社外に出すことも危険だ。あちこちで問題を起こし、最終的に本人がボロボロになる。しっかりしたアルバイトを外に出した方がましだ」と強調した。

 二回目の二十二日は「楽しむプロ・仕事術」、三回目の二十八日は「やる気の源!感情温度の高め方」などについて講話する。
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