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■ロード練習時、反射材着用
2008.02.13
部活中の交通事故、教訓に
たすきやリストバンド石巻高など習慣化/
 事故の教訓を無駄にはしない−。昨年十一月、陸上部の女子生徒三人が部活動中に乗用車にはねられて重傷を負った石巻高(氷室真也校長、生徒七百十三人)で、反射材の着用が定着した。運動部の生徒が、校外で練習する際に必ず身に着け、未然に事故を回避している。石巻工高などでも積極的に利用されており、関係者は「ほかの学校にも広がってほしい」と願っている。

 石巻高では、事故直後に購入したたすき型の反射材四十本と、石巻地区地域交通安全活動推進委員協議会(梶原忠雄会長)から寄贈されたリストバンド型百個のうち約七十個を事務室で保管。外周など校外で練習する運動部が、その都度持ち出して着用している。

 運動部にとって、道路の起伏を生かした校外でのランニングは重要。ほとんどの部が学校周辺の日和山などを活用している。同校では、約七割の生徒が運動部に所属しているが、抵抗を感じることなく、進んで反射材を利用しているという。

 そのうち硬式野球部(二十五人)は、ほぼ毎日、外周を走っている。全員の反射材が車のライトに照らされると、暗闇の中でもはっきりと集団を認識できる。

 柏智宏主将(二年)は「自分たちでは効果がよく分からないが、事故に遭わないために着けている。邪魔になることもない」と話していた。

 同協議会は、管内すべての高校に反射材を贈っており、石巻工高(倉光恭三校長、生徒七百五人)でも、ロード練習をメニューに組み込んでいる部活に配分し、必ず着用するようにしている。陸上部はたすき型を自費で購入した。

 同協議会の委員は「着用が習慣になったのは素晴らしいこと。ほかの高校でも積極的に活用してほしい」と期待していた。
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