■発達段階に応じ読書環境を整備
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2008.02.13 |
石巻市が計画案
子どもの活字離れ阻止/
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石巻市は子どもの活字離れ、読書離れを食い止めるため「子ども読書活動推進計画」をまとめた。計画は子どもの読書環境を充実させる方策として、(1)乳幼児期の読み聞かせ(2)学校での読書活動(3)公立図書館の機能強化と整備(4)民間団体やボランティアとの連携・協力−の四つを推進目標に掲げた。二〇〇八年度から五年間、四目標に沿って施策を展開し、子どもが発達段階に応じたすべての機会、場所で自主的に読書活動できる環境を整えていく。
計画では、子どもの読書活動を、言葉を学び、感性を磨き、表現力を高める上で有益と積極的に位置付け。創造力を豊かにし、人生をより深く生きる力を身につける上でも欠かせないとした。
本を好きになるために決定的に重要なのが乳幼児期として、絵本の読み聞かせ推進を目標に据えた。家庭で、耳から聴く言葉の世界の素晴らしさに導くとともに、親子による「読書の時間」などを設定。検診時や子育て支援活動の中で保護者にも読み聞かせの重要性を啓発する。保育所、幼稚園でも、幼児が本と親しむ活動を積極化する。
学校では、全校一斉の読書活動をさらに充実させる。現在、市内の小学校で93・0パーセント、中学校で87・5パーセントと全国平均並みの実施率となっているが、毎日実施の割合は平均以下の水準。学年に応じた多様な読書活動や、「子ども読書の日」行事にも取り組む。
市内の学校図書館で図書標準(文部科学省が定めた学校図書館の整備すべき蔵書冊数)を達成しているのは、小学校18・6パーセント、中学校8・3パーセントと全国平均を大きく下回っている。当面の課題として、市内すべての小中学校で図書標準50パーセント達成を目指し、計画的な図書整備に努める。
公立図書館でも、子どもの読書活動を推進する。子ども向けの事業、行事を充実させ、一人当たりの貸出冊数を県平均並みに高める。児童図書を重点に図書整備を進めるとともに、コーナー設置などで子どもが本に親しむスペースの確保を目指す。蔵書数などの「分館格差」を是正する。
子ども読書活動を支援する民間団体、ボランティアを育成。児童施設や学校で読み聞かせ、人形劇、紙芝居、パネルシアター、読書による交流などの活動を充実させる。市内での図書ボランティア活用状況は、小学校65・1パーセント、中学校ゼロ。全国平均を下回り、特に中学でのボランティア活用が課題になっている。
市は、読書活動推進計画案をホームページ、市教委、市図書館や各公民館、各総合支所などで公表中。二十七日まで計画案に対する市民の意見(パブリックコメント)を募集している。 |
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