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■甘い商戦展開
2008.02.09
バレンタインデー
女性が楽しむイベントに/
 十四日は「バレンタインデー」。石巻地方のスーパーや洋菓子店などでは”甘い商戦”が繰り広げられている。チョコレートをプレゼントして、愛を告白する日だったバレンタインデーも近年は様変わり。家族や同僚に日ごろの感謝を伝えたり、女性同士で手作りして交換したり、頑張る自分へのご褒美だったりと、目的もさまざま。女性が自ら楽しむイベントになっている。

 ハンカチやネクタイなどを贈るのも最近の傾向だが、主流はやはりチョコレートのプレゼント。石巻市蛇田のジャスコ石巻店は「キャラクターなどのかわいらしいものよりも、高級感のあるチョコが人気」と説明する。

 特設売り場には、普段だと百貨店でしか買えないブランドや有名ホテルが扱っているチョコが並び、千円前後のものが売れ筋になっている。特に有名なパティシエ(菓子職人)の顔写真とサインを前面に打ち出したベルギー産のチョコが好評という。

 中高生は、やはり手作り派が圧倒的に多いようだ。金港堂石巻店(武田良彦店長)では、バレンタインコーナーを設け、お菓子作りや包装に関する初心者向けの本をそろえている。中高生には格好の”参考書”になっている。

 市内の女子高生(一八)は「トリュフを作る予定。包装やカードも工夫して世界に一つだけをアピールしたい」と張り切っていた。

 一方でバレンタイン事情も変わりつつある。高級チョコを男性に贈るのではなく、自分へのプレゼントとする女性が増えている。

 二十代の会社員は「職場には感謝を込めて渡したい。三百円から五百円ぐらいのチョコを用意するつもり。彼にはケーキやマフィンを手作りして贈りたい。高級チョコは自分用に買いたい」と話していた。

 家族で一緒に味わおうと、地元の洋菓子店を利用する女性も多い。同市南光町二丁目の洋菓子店「アルパジョン」(益野英昭社長)は「当日や前日にチョコレートケーキを買いに来る女性が目立つ」と指摘。主婦にとって、家族と囲んで味わうのが最高のバレンタインデーのようだ。

 友達同士で交換する女性も増えている。先の女子高生は「友人五人と一緒に作る予定。本命チョコ以外にも作って、お互いに交換するのが楽しみ」と語っていた。

【「どのチョコがいいかな」とプレゼントを品定めする女性=ジャスコ石巻店】
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