トップニュースファイル≫2008年02月
■バイヤーどっと
2008.02.07
石巻でフード見本市
前年比70社増
魅力的な食材に熱視線/
 第七回石巻フード見本市(実行委員会主催)が六日、石巻グランドホテルで開かれた。石巻市の水産加工会社を中心に二十一社が参加。全国から訪れた百貨店、スーパー、外食チェーンなどのバイヤーに地域食材を使った水産・農産加工品などを試食してもらい、販路拡大につなげた。

 石巻商工会議所や石巻市、県などで組織する実行委員会の主催。訪れたバイヤーは昨年より七十社二百人多い五百七十社千百人に上った。県内をはじめ北海道や関西、九州から駆け付けたバイヤーもおり、食材供給基地として注目されていることを裏付けた。

 実行委会長の浅野亨石巻商議所会頭や三浦修三石巻市副市長らがテープカット。バイヤーは参加企業と商品、石巻市の食材を紹介する豪華カタログを手にしながら、各ブースを回り、新商品や原料、製法などを聞いた。

 水産関係では金華ブランドのサバ、カツオ、ギンザケを使った製品をはじめ、利用範囲が限定されていたイサダ(ツノナシオキアミ)の加工品、魚を三枚下ろしにしただけの業務用食材、すしだねにも関心が集まった。「あぶり」を冠にした半加熱の商品も目立った。

 農産関係では昨年より出店企業が若干減ったが、全国的に知名度を上げている島豚、品種改良に十年以上も費やしエゴマを食べさせて育てた荏胡麻(えごま)豚、国産大豆を使ったみそ・しょうゆ、みそを使ったカステラなどに人垣ができた。

 中国製ギョーザ中毒事件もあって、仙台方面から訪れたバイヤーは「食の安全に対し、消費者の関心が一段と高まっている。国内食材には追い風が吹いている。価格の面で折り合うよう交渉したい」と話していた。

 石巻商議所は水産加工業界などと連携して二〇〇二年からシーフード見本市を開催。〇七年から「シーフード」を「フード」に変更した。

【石巻フード見本市に並んだ水産加工品について説明を受けるバイヤー=石巻グランドホテル】
ニュースインデックスへ戻る
※本ページに掲載の記事・写真などの一切の無断転載を禁じます。
Copyright (C) 2002 SANRIKU KAHOKU INC. All Rights Reserved.
WWW.SANRIKU-KAHOKU.COM