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■中学サッカー強化へ本腰
2008.02.06
石巻協会4月まで交流試合
技術研修 7チーム実戦積む/
 石巻サッカー協会(阿部新治郎会長)は、低迷する中学生選手の強化策に本格的に着手する。強化事業の第一弾として今月23日から石巻地方の中学校サッカー部と、中学生クラブの計7チームによる初の交流試合を企画。主に1、2年生選手を対象に、県内でも珍しい長丁場のリーグ戦などを4月まで開催して実戦経験を重ねてもらう。試合ごとに選手や監督、顧問らに指導方法や技術面の研修も実施。試合に必要不可欠な審判面の充実も図る総合的な取り組みでレベルアップを目指す方針だ。

 石巻地方は、小学生のサッカーは各種大会で好成績を挙げるなど盛り上がる半面、中学生は県レベルの大会で上位入賞ができず、強化が重要課題となっていた。

 石巻サッカー協会は数年前から打開策を検討していたが、今回は中学校関係者との協議で調整を図り、ようやく具体的な強化事業実現の運びとなった。

 強化事業は、交流機会の少ない中学校サッカー部とクラブチームを対象に、2007年度石巻サッカー協会U−15サッカー研修大会と題して実施。石巻市雲雀公園グラウンド、同市総合運動公園などを会場に充て、23日に予選リーグを開幕させる。勝ち点制の1回戦総当たりで、上位4チームが決勝トーナメントに進出。4月6日に同市総合運動公園フットボール場で決勝戦を行う。

 今回は同協会がエリアとする石巻市、東松島市、女川町内の15の中学校サッカー部と、3つのクラブチームに参加を打診した。

 これに呼応して中学校サッカー部は門脇、湊、矢本一、合同の河南東・渡波の計4チームが参戦。一方のクラブ側は石巻サンファンFC、デポルテFC石巻Jrユース、Cobaltore(コバルトーレ)女川ジュニアユースの3チームが臨むことになった。

 今回の事業について協会は、勝敗にこだわらず、むしろ実戦経験の場に力点を置いた。正選手に限らず幅広い選手に参加してもらいサッカーの魅力に触れ、意欲を引き出すのが狙いだ。前向きな姿勢を引き出し、技術面の向上につなげる。

 協会側は全面的に支援する。各試合開始前には、同協会技術委員会が、各チームに練習方法などを指導。技術習得や選手育成に役立ててもらう。

 併せて試合の円滑な進行には欠かせない審判技術の充実も図る考えだ。

 石巻サッカー協会の本郷栄一理事長は「レベルアップには技術面だけでなく、状況を読む判断力など総合力が必要だ。各個人の能力に限界はなく、可能性はいくらでもある。意欲を持ち継続する大切さを学ぶ場にしてほしい」と話している。
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