■「人生、楽しく生きなきゃ」
|
2008.02.03 |
石巻で笑いの効用軽妙トーク
医師の昇さん、聴衆450人にパワー/
|
|
|
|
日本笑い学会石巻支部(支部長・亀山紘石巻専修大教授)の設立一周年を記念した新春特別講演会が一日夜、石巻専修大森口記念館で開かれた。特別講師に招いた日本笑い学会副会長で医師の昇幹夫さん(大阪市)が講演。軽妙なトークが会場に何度も爆笑を巻き起こし、約四百五十人の聴衆が笑いの持つパワーを実感した。
昇さんは「笑いは心と脳の処方箋(しょほうせん)」と題し、医師としての経験をもとに持論を展開。病気との上手な付き合い方のほか、人生の終息の時まで楽しく迎える方法について話した。
笑いが遺伝子に作用して元気なホルモンを作るという研究結果や、がんを患っても前向きに生活し、長生きしている患者の例などを紹介。「人生の最後に覚えているのは楽しい思い出。それは誰もつくってくれない。自分でいっぱいつくり、楽しく過ごして死ぬしかない」と呼び掛けた。
「『がん』という病名が悪い。『ポン』とかにすれば明るくなる」「今日ベストを尽くすことが大事。明日ではアスベストだ」などと、随所にユーモアを交え、聴衆を笑いで元気にした。
専門の産婦人科の立場から、子どもが生まれてくる前のことを覚えているという胎内記憶や、香川県にある助産院と高齢者福祉の複合施設の取り組みなどについても紹介した。
日本笑い学会(本部大阪)は、人生や病気に対する笑いの効用を研究するため一九九四年に設立された。石巻支部は二〇〇六年八月、全国十七番目の支部として発足。年三、四回例会を開いている。
|
|