■家々巡り「大漁唄い込み」
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2008.01.16 |
南三陸町歌津・寄木
小正月行事で「ささよ」/
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南三陸町歌津の寄木地区で十五日、小正月の伝統行事「ささよ」が行われた。子どもたちが地域に伝わる「大漁唄(うた)い込み」を歌いながら地区内の全四十六戸を回り、豊漁や海上安全を祈願した。
地区の小学三年生から中学三年生までの男子十人が参加。大漁旗を先頭に各家庭をまわり、玄関先で「おめでたいヤナー、ササヨ、ヨイトコラ、ヨイトナー」などと元気な声で歌い上げ、立てかけたその家の船名旗にお神酒を注いだ。
各戸では子どもたちにお菓子やご祝儀を用意して迎える。全戸を回り終えると、大将(年長者)が全員にご祝儀を配分する。大将は漁船で言えば漁労長。子どもたちは、こうして漁業の厳しさや楽しさ、船の決まり事を学んできたという。
藩制時代から続く大漁祈願の行事。一九八〇年に旧歌津町の無形民俗文化財に指定され、新町に引き継がれた。
六十年にわたって指導している畠山吉雄さん(八〇)によると「子どもが少なくなり、来年は(対象の男子は)六人。継続の方法を地域として真剣に考えなけらばならない」と話した。 |
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