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■楽しく「農はだて」
2008.01.12
南三陸町ひころの里
縄ないや作況占いも/
 南三陸町入谷の「ひころの里」で十一日、新年の農作業開始を告げる農耕行事「農はだて」が行われた。地域の高齢者と施設を運営する、ひころレディースのメンバーら十数人が集まり、楽しく語らいながら新年用の縄をなった。もちと臼、コメで作況を予想する独特の占い「うすぶせ」もあった。

 農はだては「農始立(のうはだち)」とも言われる。昔の農家は十一日を正月休み明けとし、農作業開始の日とする風習があった。

 うすぶせは、先月二十八日、コメを敷き詰めた皿の上に丸もち三個を載せ、その上から木臼をかぶせた。もちの裏に付いたコメの数で作況を占う行事で、十一日に臼を持ち上げると、どのもちにもコメがしっかりと付き、今年は豊作との結果が出た。

 臼は地域の山内一己さん(八四)と小林春雄さん(七二)が持ち上げた。山内さんは「昔は各家庭でそれぞれに行っていたが、今は少なくなった。夜が明ける前から縄ないをしたものです」と話した。

【にぎやかに語り合いながら手を動かす地域住民】
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