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■奨励賞に大谷中
2008.01.11
教育論文研究
環境保全「ハチドリ計画」評価/
気仙沼本吉地方1人15団体も入選/
 県教育公務員弘済会(高橋道郎理事長)などが主催し、七日に仙台市内のホテルで開催された「第三十六回教育論文研究助成金贈呈式」で、本吉町大谷中(菅原邦保校長、生徒百三十五人)が特別研究奨励賞を受賞した。総合学習の環境保全教育「ハチドリ計画」の取り組みが評価された。

 同校は、二〇〇四年十一月に二年生が「松枯れの現状を学ぶ現地見学会」を行ったのをきっかけに、環境保全教育が本格化。一年生は「松枯れ」、二年生は「磯焼け」をテーマに、松くい虫の天敵とされる鳥のアカゲラの巣箱設置や、大谷海水浴場北の畑尻海岸で海藻類調査などを実施している。〇六年度からは全校で取り組む稲作学習に環境にやさしい「冬水田んぼ」を導入。三年生が収穫量調査をしている。

 全校活動としても、〇五年は大谷長須賀海岸でハマグリの生育調査、〇六、〇七年は、大谷漁港北のおかめ浜高台や大谷海水浴場などで松林再生の植樹活動も実施した。

 「ハチドリ計画」の名称は「森が火事の時、多くの生き物が戸惑う中、一匹のハチドリが”私は私のできることをする”と、小さなくちばしで水を運び、火を消そうとした」という南アメリカに伝わる物語にちなんだ。

 菅原校長は「一−三年まで体系付けた環境保全教育の成果を評価していただいたことに感謝したい。受賞は活動する生徒の良い励みになる」と期待している。

 教育論文には県内の小中高校、養護学校、幼稚園の関係者から個人研究百五点、共同研究百八十九点の計二百九十四点の応募があった。最高賞の高橋富士男教育賞は一人、最優秀論文は一人と一団体、特選は五人と六団体、特別研究奨励賞は一人と一団体、入選は九十六人と百七十八団体。入選以上の二百九十点に研究助成金が贈られた。

 気仙沼・本吉地方の入選は次の通り。

 ▽個人研究 山形利文(大谷中教頭)▽共同研究 志津川小、荒砥小、入谷小、戸倉小、気仙沼小、鹿折小、白山小、浦島小、新城小、松岩小、階上小、大谷小、伊里前小、小泉中、南三陸町特別支援教育推進委員会
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