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■コミック作家 世界一証明
2008.01.31
石ノ森さん全集500冊
ギネス登録 今秋完結/
 漫画界をリードした石ノ森章太郎氏(一九三八−九八年、登米市出身)の全集がこのほど「一人の著者によって描かれた最も多いコミック(漫画)の出版記録」として、ギネスブックに登録された。石ノ森萬画館(石巻市中瀬)は認定証(複写)を展示中。生誕七十年の今年、「石ノ森氏の偉大さがあらためて実証された」と喜んでいる。

 ギネスに認定されたのは「石ノ森章太郎萬画大全集」(角川書店刊)。二〇〇六年二月に第一期の四十二冊が発刊されて以後三カ月ごとに約四十冊、第八期の昨年十一月分までに約三百三十冊が出版された。全十二巻が刊行されるのは今年十一月。全部そろえば、五百冊、七百七十作品で、総ページ数は十二万八千に上る。

 代表作の「仮面ライダー」「サイボーグ009」をはじめ、デビュー作の「二級天使」や「佐武と市捕物控」「マンガ日本の歴史」など、ヒーローものから少女向け、社会派の作品まで、発表したほとんどの作品を網羅する。

 萬画館は、出版社から送られてきた認定証の複写を、開催中の「マンガのチカラ展」(三月九日まで)の一角に展示。認定証は石ノ森氏を「known as King of Manga(漫画界のキングとして知られる)」とたたえる。認定書の横には、十二万を超えるページ数を実感できるように、同じ分量の原稿も並べている。

 石森プロは「日本発のマンガ作品が世界中の人々に認知されるきっかけになれば幸い」と談話を寄せた。同館を運営する「街づくりまんぼう」の板橋一男社長も「生誕七十年、萬画館開館七周年の記念すべき年に認定を受けたことは非常に喜ばしい」と話している。
 石ノ森作品の原画約十三万枚のうち九万枚を保管する萬画館は、今回の全集も順次購入してきた。秋の生誕記念メーン企画展では、ギネスお墨付きの膨大な作品群を知ってもらうため、全集を展示する計画もある。

【ギネスブックの認定証(複写)を展示=石ノ森萬画館】
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