■全国百選「民宿のおかあさん」
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2008.01.30 |
石巻・尾崎の坂下さん
体験型のもてなし評価
笑顔「のんびり」15年/
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全国の農村・漁村で頑張っている「民宿のおかあさん」の一人に、石巻市尾崎の民宿「のんびり村」を経営する坂下清子さん(六三)が選ばれた。農水省の外郭団体・都市農産漁村交流活性化機構が初めて企画した「農林漁家民宿おかあさん百選」で、農漁村の暮らしが体験できる特徴ある坂下さんの民宿経営が高く評価された。
「百選」は、農村漁村の民宿の質向上を目指して、工夫を凝らして民宿を切り盛りするリーダー的な「おかあさん」を全国各地から選定。第一回の今回は二十人が選ばれ、坂下さんはその一人。
「オープンして十五年目の節目の年に選ばれてうれしい。支えてくれた家族や友人、地域の人たちに感謝したい」と感激もひとしおのよう。
自然がいっぱいの尾崎に気軽に立ち寄って、のんびり過ごしてもらおうと、一九九三年、長面浦に面した自宅の築百五十年の板蔵を改装し、農漁家レストラン「のんびり村」を開業した。二〇〇〇年に、農漁村の暮らしを体験できる民宿も始めた。
料理は、春夏のヒラツメガニ、秋はサケ、冬にカキといった、地元でとれる旬の新鮮な魚介類が中心で、四季を通じた豊かな食材は都市部などから泊まりに来た人たちに好評だ。刺し網漁の漁業が体験できるのも喜ばれている。
山、海、川のある尾崎の自然を知ってもらおうと、宿泊者との会話を大事にしているのも、「のんびり村」ならではのこだわり。そのため受け入れを一日一組に限定しているのが大きな特徴。
今ではこうした「のんびり村」のおもてなしが評判を呼んで、県内外から問い合わせがあるという。
坂下さんは「半農半漁の尾崎の暮らしを、ありのまま感じてもらえるよう心掛けている。気取ったものや華やかなものはないけれど、これからも、地域にあるものに心を込めてもてなしたい」と話している。
同機構は、三年間で計百人程度の「民宿のおかあさん」を選ぶ予定。
【「民宿のおかあさん」の1人に選ばれた坂下さん。旬のカキ料理の仕込みに追われていた=石巻市尾崎の民宿「のんびり村」】 |
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