■息災祈願し「おめつき」
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2008.01.25 |
雄勝町名振
即興劇で笑いの渦/
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石巻市雄勝町名振地区で二十四日、県無形民俗文化財になっている火伏せ行事「おめつき」があった。四つの契約講の男衆が、民家の軒先で大漁や家内安全などを願って寸劇を披露。普段は閑静な浜が一日中、見物客の笑い声に包まれた。
秋葉神社の石碑前で神事をした後、獅子頭を先頭に華やかな丁印(ちょうじるし)と山車が地区内を歩いた。途中四カ所の小休止で、お神酒が入って元気づいた男性たちが即興劇を演じた。
「タコ」「すもう」などのキーワードを目に書いたサイコロが小道具として登場。見物客に振らせて、出た目にまつわるユニークな話をしたり、まわしを締めて相撲を取らせたりした。子宝を授かるという道祖神も現れ、見物客の笑いを誘った。
カキやワカメなどの海産物が振る舞われ、手に入れたい見物客は必死にアピール。男性たちとの絶妙な掛け合いが、場を盛り上げた。
「おめつき」は、約二百二十五年前に地区を焼き尽くす大火事があったことから、秋葉神社を建立し、火伏せの神を祭ったことが始まり。「思いつき」で寸劇を演じることから「おめつき」といわれる。一九九四年に県無形民俗文化財に指定された。
【思いつきの寸劇が見物客の爆笑を呼んだ=石巻市雄勝町名振地区】 |
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