トップニュースファイル≫2008年01月
■石巻・遊楽館が初の内覧会
2008.01.10
ホールの響き、機能PR
来月2日 幅広い利用呼び掛け
映像設備や照明デモ/
 県内屈指の音響設備を備える石巻市北村の遊楽館(渡辺雄孝館長)は二月二日、施設をより多くの人に活用してもらおうと、初めての内覧会を開く。住宅メーカーなどがモデルハウスを紹介する内覧会はよくあるが、公共施設の内覧会は珍しい。音楽だけでなく、舞踊や演劇といった舞台芸術にも広く利用してもらいたい考えで、内覧会への参加を呼び掛けている。

 二日の内覧会では、クラシック系音楽を対象にした午前の部は十時から十一時半まで。アコースティック音楽に適した「かなんホール」で、音響反射板の効果を知ってもらうピアノ演奏を聴いた後、職員が舞台や楽屋、リハーサル室などを案内する。

 クラシック系以外の音楽や各種舞台芸術、講演、研修などを対象にした午後の部は三時から四時半まで。ビデオやDVD関係の映像システム、音響、照明のデモンストレーションに引き続き、午前の部と同じく職員が館内を案内する。

 かなんホールは、音響と映像を組み合わせたさまざまな演出ができるのが特徴。映画館のようなパフォーマンスも可能だ。音が外部に漏れないリハーサル室もあって、利用者の評判は上々だ。

 内覧会を企画した理由について、同館は「施設の機能、設備をもっと知ってもらい、音楽や舞台芸術を発表する場所の選択肢を広げてもらうのが狙い」と強調。「かなんホールを利用していない団体もまだある。広くPRすることも行政の役割」としている。

 石巻地方には遊楽館と類似した公共施設として、石巻文化センター、東松島市コミュニティセンター、女川町生涯教育センター、河北総合センター「ビッグバン」などがある。しかし、施設の機能や設備は異なり、それぞれの特徴をよく知った上で利用すれば、表現内容がさらにアップする可能性がある。

 内覧会は参加無料だが、事前の申し込みが必要。申し込み、問い合わせは遊楽館(72)3561へ。

 こもれびの降る丘「遊楽館」 旧河南町が建設した多目的ふれあい交流施設で、市町合併直前の2005年3月に開館。延べ床面積8778平方メートル。約5万8000平方メートルの用地、造成などを含む総事業費は55億4500万円。パイプオルガン、図書室、文化ホール、トレーニング室、会議室、温水プール、隣にはパークゴルフ場もある。
ニュースインデックスへ戻る
※本ページに掲載の記事・写真などの一切の無断転載を禁じます。
Copyright (C) 2002 SANRIKU KAHOKU INC. All Rights Reserved.
WWW.SANRIKU-KAHOKU.COM