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■「閉校式には来てね」
2007.12.19
志津川・荒砥・清水小
出漁中の船員に慰問文/
 南三陸町荒砥小で十八日、地元からマグロ漁などに出ている漁船員に児童があてた慰問文の封入作業が行われた。二十一日までに児童が各漁船員の自宅に届ける。

 一九五六年から続く伝統行事。地引き網体験など、地域と一緒にさまざまな学校活動に取り組む同校の中でも最も歴史があるという。来春には清水小とともに志津川小と統合となり、第五十二回の今回が最後になる。

 全児童四十一人が地域からハワイ沖などに漁に出ている十人に「寒いので風邪をひかないように」「マグロはどうやって捕るのですか」といった手紙を書いた。中には「今、わたしたちは閉校の準備をしています。二月二日の閉校式には来てください」と書いた児童もいた。

 出漁者の中には児童の父親五人が含まれる。ほかの人たちも同校の卒業生で、かつては自分たちも手紙を書いた経験がある人がほとんど。それぞれが漁から地元に戻ると、子どもたちからの温かい内容の手紙が迎えてくれる。学校には毎年、礼状が届くという。

 慰問文は時代の流れの中で「北洋慰問文」「遠洋慰問文」と名称を変え、九二年からは「出漁者慰問文」になった。

【気持ちを込めた手紙を封筒に入れる荒砥小の6年生】
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