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■3市町すべて入賞
2007.12.08
みやぎふるさとCM大賞
来年テレビで放送「DCに弾み」と期待/
 2007みやぎふるさとCM大賞(東日本放送主催)で、本吉町の「元気出さいん」が最優秀賞に輝いた。気仙沼市は「食彩のまち 気仙沼」で優秀賞、南三陸町もアイデア賞を獲得するなど、気仙沼・本吉地方はすべて入賞を果たした。副賞として来年から一年間、本吉町は三百六十五回、気仙沼市は五十回、南三陸町は三十回のスポットCMが放送されるなど宣伝効果は大きい。来年の「仙台・宮城デスティネーションキャンペーン」に弾みが付く、と観光関係者も喜んでいる。

 「元気出さいん」は町放牧場「モーランド本吉」に焦点を絞った作品。恋に破れた男が気分転換に牧場に出掛け、牛たちに「ゆっくりくつろいで元気出さいん」と励まされながら、おいしい牛乳を飲んで元気を取り戻すという内容だ。町教委の小野寺由喜さんが出演し、ナレーションの牛役は津谷幼稚園の三浦三枝子園長が務めた。

 企画した町総務課の菅原昌倫さんは「町のきれいな風景を何カ所も出すのではなく、モーランドと牛乳だけにしたのが良かったのかもしれない。遊び心を加え、ストーリー性のあるようにした」と振り返る。最優秀賞という栄誉に「町のPRに役立つ」と満面の笑みを浮かべている。

 「食彩のまち 気仙沼」は小田ノ浜をレストランに見立て、女性の旅行客が登場する。男性が生カキを差し出し、女性が口に運ぶと、自然に笑顔になるという映像。メニューも映し出され、旬の食材を季節ごとに紹介。「まち全体が三つ星レストラン。季節の恵みをぜいたくにどうぞ」というナレーションが流れる。

 旅行客は市観光課の菅野伊世さん、男性は唐桑総合支所産業課の小松和さん、ナレーションは市秘書広報課の畠山桃子さんが担当。制作に当たっては気仙沼ビデオサークル(大森卓治会長)が全面協力した。菅野さんは「撮影では自然に笑顔を出すのが難しかったけれど、少しでもお役に立てたと思うとうれしい」と語っている。

 南三陸町は「町の新キャラクターです。よろしく!」のタイトルで、志津川湾に生息するクチバシカジカを”主役”に据えた。町自然環境活用センター(同町戸倉)の水槽で飼育されているクチバシカジカの映像に担当者がセリフをかぶせた。

 「ここの人たちは海をきれいに守ってくれるから(キャラクターを)引き受けたんだ」と、のんびり話す。最後には「南三陸町をよろしくっ!」のテロップが流れる。担当した町企画課の佐藤義男さんは「新キャラクターと自然環境をアピールできた」と話した。

 今年のCM大賞には県内二十二市町村から二十七作品の応募があり、十作品が入賞した。審査会は六日に仙台市のイズミティ21で行われ、来年一月初旬に放送される。
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