■新井田川の浄化目指して
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2007.12.06 |
南三陸農協地域貢献倶楽部「あきべェ」
手製の装置設置 近く漁協職員も加入/
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南三陸農協職員らで組織する「地域貢献倶楽部(くらぶ)あきべェ」(三浦昭夫代表、十二人)が、南三陸町志津川を流れる新井田川の水質改善に取り組んでいる稲わらと竹炭で作った簡易水質浄化装置を先日に設置。来年三月末に効果測定を行う予定にしている。設置前には河川清掃も行い、約五十キロのごみを回収した。
八人が参加し、午前七時から午前中いっぱいかけて作業に励んだ。設置した水質浄化装置は、稲わらの中に竹炭を入れて包んだもので「エコフィッシュ」と呼ばれる。竹炭は同町入谷産のものを購入、稲わらは同町戸倉の農業者から提供を受けて、すべて地場産でまかなった。
県公衆衛生協会に依頼した設置前の水質調査では、河川水質の指標の一つである生物化学的酸素要求量(BOD)が一リットル当たり四十七ミリグラムもあり、国の環境保全基準(一リットル当たり十ミリグラム以下)を大きく上回っていることが分かった。
同倶楽部の芳賀工事務局長は「以前から行ってきた清掃活動の中で、生活排水、産業排水の流入が気になり、水質改善にも活動を広げることにした。今回の効果を確認しながら、今後はカキ殻を使った浄化装置の設置も検討している」と話す。近く漁協職員もメンバーに加わるという。
新井田川は今月中にしゅんせつ工事が入るため、今回は試験的な設置。年明けに、護岸の生活排水流入口近くなど、二カ所に設置し直すことにしている。併せて植生浮島も設置し、水生生物や植物の生息環境の改善にも貢献したい考えだ。
「あきべぇ」は、同農協職員七人で昨年十一月に発足。遊休ハウスで育てた野菜を福祉施設に寄付するなどの活動にも取り組んでいる。本年度は町の「ふるさとまちづくり・ひとづくり創出事業」の助成を受けた。
【新井田川に設置された簡易水質浄化装置】 |
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