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■7圏域に再編、機能分担
2007.12.31
地域医療計画中間案
石巻地区今月中に地元意見集約/
 県が本年度末に策定する地域医療計画の中間案がまとまった。医療サービスを効率的に提供するため、現在十の医療圏を七圏域に再編。圏域ごとにがんなど四疾病の治療をする医療機関の提供体制(機能分担)について、具体的な病院名などを入れて患者に分かりやすく表記した。県は医療機関との調整などを経て、来年三月に最終案を決定し、四月から計画を実施する方針だ。

 県石巻保健福祉事務所は、早ければ一月中に、地域医療計画に地域の声を反映させる「石巻地区地域懇話会」(医療関係者ら十五人の委員で構成)を開き、調整後の案に意見を述べる。

 地域医療計画は、二〇〇八−一二年度。五年ごとに改定してきた地域保健医療計画を医療分野に特化させる。中間案は(1)医療機能の分担と連携(2)医師の確保(3)救急医療体制の充実(4)生活習慣病対策−などが柱。

 医療圏の再編は、現在の仙台、塩釜、黒川、岩沼・名取の四医療圏を仙台に統合し、県内七圏域とする。地域完結型の医療が提供されている「石巻」は、他圏域との統合がなく、現状通りとする。

 がん、脳卒中、急性心筋梗塞(こうそく)、糖尿病の四疾病について、医療機関間の機能分担と連携を明確化。七圏域ごとに急性期−回復期−慢性期を担う具体的な医療機関名を盛り込んだ。

 また、圏域内医療機関の機能分担として、病床数の見直しや地域の中核病院への「回復期リハビリテーション病床」の設置を打ち出した。

 救急医療体制の強化では、平日夜間の初期救急医療の充実や救急専門医の育成、医療機関への搬送時間の短縮に取り組む。産科医・小児科医確保策として、医師の集約化、重点化を図る方針も示した。

 石巻地区地域医療対策委員会(会長・舛真一石巻市医師会長)は、懸案の石巻医療圏の医療連携・提供体制の検討をする専門委員会(委員長・佐藤清寿市医師会副会長)を十月半ばに立ち上げた。来年度、県の地域医療計画をたたき台に、四疾病を中心にした医療提供体制の方向性をより専門的に議論していく。
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