■漁船遭難 石巻の4人不明
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2007.12.11 |
金華山沖で懸命捜索
海中転落 3人を僚船が救助/
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石巻市の六人が乗った北海道根室市の大坂漁業所有の沖合底引き網漁船「第68丸中丸」(六六トン、沼田満也漁労長ら七人乗り組み)が九日夜、石巻市の金華山の東約六十キロの海上で消息を絶った。沈没したと見られる。海中に転落した乗組員七人のうち三人は僚船に救助されたが、いずれも石巻市の残り四人が行方不明。丸中丸が所属する県沖合底引き網漁協(伊妻壮悦組合長)などは石巻魚市場に対策本部を設置。第二管区海上保安本部(塩釜)や自衛隊、同漁協の僚船などが捜索を続けている。
行方不明となっている乗組員は、沼田満也漁労長(五三)=石巻市=、葛西慶三船長(五八)=同市末広町二丁目=、高橋秀勝冷凍長(六一)=同市=、遠藤清司厨長(五九)=同市桃生町=の四人。
二管本部に入った連絡によると、九日午後八時三十五分ごろ、「丸中丸の明かりが見えなくなった」と、僚船から通報があった。同五十分ごろには、二管本部が丸中丸の遭難信号を受信した。
丸中丸は九日午前二時ごろに石巻港を出港し、金華山沖でイカやタラなどを漁獲していた。海域の風とうねりが強くなったことから漁を切り上げた。通常の半分以下の速度で、僚船十四隻とともに女川へ航行中、午後八時半ごろ、何らかの理由で遭難した。
当時の現場海域は、波高四メートル、北西の風八−一〇メートルで、風警報が発令中だった。
救助されたのは、鈴木福雄機関長(五七)=石巻市=、阿部善彦甲板長(六一)=同=、畑中健二操機長(四五)=北海道釧路町=の三人。九日午後九時四十分から十時にかけて、別々の僚船が救助。三人とも救命胴衣を着用していた。十日午前三時半から四時半までの間に女川港に到着し、石巻市内の病院に搬送された。三人とも意識ははっきりし、命に別条はないという。
十日の捜索では、「丸中丸」と書かれたバケツや船体から流出したと見られる油が三人の救助現場付近で発見された。十一日は前日に続き、二管本部の巡視船や僚船十三隻などが捜索に当たる。
大坂漁業の大坂光裕専務代表取締役が十日夕、現地対策本部で記者会見し、「多大な迷惑と心配をかけて申し訳ない。一刻も早く四人を救出できるよう全力を挙げる」と話した。
【第68丸中丸が遭難した海域を捜索】 |
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