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■サンマ水揚げ本州1位
2007.12.04
女川魚市場
4万トン、30億円を久々突破/
 今シーズンの全国のサンマの水揚げが三日終了した。女川魚市場は一日に最終水揚げがあり、数量が四万三百七十七トン(前年比20パーセント増)、金額が三十億七千五百四十二万円(59パーセント増)で、ともに前年を大きく上回り、本州一を維持した。

 女川は、数量が五年連続、金額が八年連続で、本州一を確定させた。全国では、花咲(北海道)に次いで、数量・金額ともに二位だった。

 女川魚市場によると、数量で四万トンを超えるのは十二年ぶり、金額で三十億円を超えるのは五年ぶり。一キロ当たりの平均単価が七十六円で、昨年より十九円高く取引された。漁期の最後まで、主漁場が宮古沖にとどまり、漁場に近い女川に多くの水揚げがあったことが好調の要因とみられる。

 今シーズンのサンマ漁は異例尽くしだった。全国さんま棒受け網漁業協同組合(全さんま)が六月下旬、ロシア海域でのサンマ操業自主規制を設けた。漁業者は非効率な操業を余儀なくされたために反発、方針は相次いで転換された。

 十一月上旬には、国の水産政策審議会が、二十万八千トンだった漁獲可能量(TAC)を三十万トンと大幅に引き上げた。例年ならば、TACを達成することで操業を打ち切るが、全さんまは「資源が豊富なため、初めて増枠させた。来シーズンは三十万トンでスタートする」との方針を示す。

 女川魚市場の加藤実専務は「今年は結果的に、女川に追い風が吹いたが、操業方法やTACの設定については、来年以降に課題を残す形となった」と話した。

 今シーズンのサンマは八月十九日に大型船が解禁し、十一月三十日に操業を終了した。三日の銚子(千葉県)の水揚げが全国で最終となった。
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