■旧町で小中学校1校維持
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2007.12.01 |
市立高再編計画は見直し
石巻市教育ビジョン策定委が提言/
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石巻市教育ビジョン策定委員会(会長・根本智行石巻専修大理工学部教授)は三十日、統廃合が必要な小中学校を旧町単位で一校維持するとともに、二校閉校・一校新設を打ち出していた市立高校再編計画の見直しを求める提言書を、市教委の阿部和夫教育長に提出した。市教委は提言を尊重して学校教育の中・長期的指針となる市教育ビジョンを本年度内に策定。具体的な小中学校統廃合の在り方と方策、市立高校の将来構想については、二〇〇八年度にそれぞれ設置する新たな組織で検討する。
ビジョン策定委の根本会長と遠藤光行副会長(石巻市湊小校長)が、六回の会合と三回の市民懇談会を経てまとめた提言書を阿部教育長に手渡した。
小中学校統廃合の方向性としては、市として適正規模の基準を設定した上で、適正配置に取り組む必要性を提言。ただし、「旧町単位には少なくとも一つの小中学校を残すべき」とし、基準を機械的に適用せず通学の安全性、利便性を考慮することを求めている。
機能の低下が問題になっている地域コミュニティーの面で、学校が果たしてきた役割を重視。地域における学校の意義付けを住民と議論しながら解決していくことを提言している。
合併によって市の周辺部を中心に全学年一学級、複式学級といった小規模校が多数生まれ、都市部との教育環境格差が広がっている。県の基準は「小学校十二学級、中学校九学級が望ましい規模」としているが、厳格に適用すると旧町部の大半で小中学校が存在しなくなる懸念が生じている。
一方、市立高校再編で市教委は〇三年六月、基本方針を提示。一〇年に現在の二校を閉校して、六学級・二百四十人の男女共学一校を新設すること、当面は現在の校舎・校地を有効活用する考え方を示していた。
ビジョン策定委は基本方針を「無視できない」としたものの、少子化と市の財政難、県立高校の再編動向を熟慮して再検討することを提言。市民各層でできるだけ早く「市立高等学校将来構想検討委員会」(仮称)を設置して、廃校も含めて多面的に検討することを求めている。
教育ビジョンを作成する上で大切にしたい考え方として「子どもたちは市の将来を担う市民共有の財産」「どのような時代にも対応できる人づくり」の二つの視点を設定。大きな四つの目標を掲げ、十四項目を提言した。 |
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