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■「防災と福祉」啓発多彩に
2007.11.27
気仙沼でまつり
非常食作って試食 地域の共助訴える/
 気仙沼市民福祉まつり(市社会福祉協議会主催)が25日、気仙沼中央公民館で開かれた。本年度のテーマは「防災から地域福祉を考える」。講演や事例発表のほか、救急応急処置の啓発車両や防災グッズの展示、非常食の調理・試食、福祉施設で作った各種製品の販売などがあり、さまざまな角度から防災と福祉の関係を考えた。

 ステージでは津波に関するシミュレーションビデオを上映後、市内の自治会代表らが地域防災活動について報告した。

 このうち大川河口部にあり気仙沼湾に接している前浜自治会の斎藤文良会長は「個々の世帯の状況をきちんと把握しておくことが、災害時の共助に役立つ」と強調。個人情報の保護に配慮しながら、情報を共有する大切さを訴えた。

 気仙沼市小さな国際大使館のアブドラ・ムザファー館長は「大規模な災害が発生した場合、外国人や障害者は避難に大きなハンディがある。外国人に限って言えば、防災無線に英語でのアナウンスを入れてほしい」と指摘した。

 障害者の立場からは、防犯灯の電灯が切れてもなかなか交換されないことを例に「夜の暗闇がどんなに恐ろしいことか分かっていない。ささいなことがとても大事」と、きめ細かい対応を求める声もあった。

 講演では新潟県の中越復興市民会議事務局長の稲垣文彦さんが、中越地震で救援、復興を支えた地域の取り組みについて話した。
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