■三陸道整備「計画通り」
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2007.11.15 |
国交省が素案公表
気仙沼本吉地方・促進運動強化へ/
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国土交通省が十三日発表した道路整備の中期計画素案で、三陸自動車道は計画通り進める方針が示された。志津川大谷間や大谷気仙沼間など、未開通区間の早期建設を求める地元市町には、素案の段階ながら「希望が膨らんだ」と喜びが広がっている。
中期計画は年内にも成案が示され、二〇〇八年度から十年間の整備方針が決まる。計画に盛り込まれない道路はこの期間内の進展がなく、事実上の中断につながる可能性があることから、気仙沼・本吉地方は官民による国への要望活動を展開してきた。
国交省によると、全国で未開通となっている高規格幹線道路二千九百キロを対象に、地元でのアンケートをしながら費用対便益(効果)の点検を実施。(1)現計画で整備(2)完成二車線の見通し(3)現道活用など−の三グループに分けた。
この結果、県内の三陸道未開通区間はすべて、「現計画に基づき、暫定二車線での整備も採用しつつ、早期にネットワークの機能を確保する」((1))とされた。
気仙沼市の鈴木昇市長は「これまでの運動の成果だ。社会格差の是正へ、三陸道は必要な基盤。岩手の市町村とともに、事業化に向けてさらに強力な運動を進めたい」とコメント。森琢男本吉町長も「素案の段階だが名前が入ったのはうれしいこと。地域の声をさらに国に届けていきたい」と話した。
十年で六十八兆円を投資する見通しを立てた中期計画では、道路特定財源を一般財源化せず道路整備に使い切ることになるため、首都圏などを中心に一部に反発もあるとされる。
気仙沼・本吉地方の市町や関係機関は、三陸道が「真に必要な道路」として計画の成案に反映されるよう、運動に一層力を込める方針。気仙沼市建設部は「グループ(1)に入っている道路が多いため、今後は優先度で負けないよう要望を続けていきたい」と引き締めている。 |
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