トップニュースファイル≫2007年11月
■大地震に備え真剣
2007.11.08
階上中で総合防災訓練
小中学生、地区合同
初期消火や救護体験/
 気仙沼市階上中(岡庭文徳校長)で七日、大規模地震を想定した総合防災訓練が行われた。前年度に続いて二度目で、今回は階上小児童もバケツリレーや炊き出し、救護訓練などに参加。災害時に小中学生に何ができるかを実体験した。

 階上中と市、市教委が主催。階上中の全生徒百四十二人と階上小五、六年生百十六人、市と消防関係者、地区住民ら総勢三百五十人が参加した。

 「宮城県沖地震が発生し、沿岸に大津波警報が出された」との想定。地震発生の放送で、生徒たちは机の下で身の安全を確保した後、先生の指示に従い校庭へ避難し、階上小児童と合流した。

 校庭では消防団、婦人防火クラブによるポンプ車、軽可搬ポンプの放水訓練があり、中学校の男女各六人が放水体験。参加者全員が二班に分かれバケツリレーも行った。

 この後、体育館で炊き出しと避難所設営、校庭では救出、救護、テント・トイレ設営の計五班ごとにメーンの実地訓練を実施。総合学習で防災時の対応を学んだ中学生の指導を受け、階上小六年生も真剣な表情で訓練に臨んだ。

 階上小六年の奥田優作君(一二)は「車いすで救出される役をし、障害者の大変さを知った」と語り、トイレ設置を担当した階上中一年の佐藤文香さん(一二)は「自分たちでやるべきことを確認でき、防災意識が高まった」と感想を話していた。
ニュースインデックスへ戻る
※本ページに掲載の記事・写真などの一切の無断転載を禁じます。
Copyright (C) 2002 SANRIKU KAHOKU INC. All Rights Reserved.
WWW.SANRIKU-KAHOKU.COM