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■食育で県から優秀賞
2007.11.03
気仙沼市階上小
スローフード学習評価/
 気仙沼市階上小(熊谷真由美校長、児童二百八十七人)が、県が本年度創設した「みやぎ食育活動優良実践者表彰」の優秀賞を受賞した。十日に仙台市青葉区の東北福祉大音楽堂で開催される「第一回食育推進県民大会」(県主催)の席上、表彰される。

 同校は二〇〇三年七月、フランス料理研究家の三国清三さんら三人のシェフを迎えて気仙沼の食材を活用した調理学習「キッズシェフ」を開催。以来、食を通して地元の食文化や風土に誇りを持つことなどを願うスローフード学習に本格的に取り組んだ。

 〇四年一月には学校独自の「スローフード宣言文」も発表。毎年、全児童で田植えをし、収穫祭「さざなみフェスティバル」でもちつきをする稲作学習のほか、低・中・高学年ごとに地域の人の協力を得て、農漁業を学んでいる。

 修学旅行で福島県会津地方の食材を学んでいる六年生は、昨年から会津の小学生との食の交流会も実施。スローフード学習の総括として、気仙沼最高料理技術研鑚(けんさん)会の指導で地域食材を使って児童がオリジナル料理を考え、調理する「さざなみシェフ」も行っている。

 こうした全校での継続的な活動、地域や関係機関と連携した活動が評価され、本年度創設されたの「みやぎ食育活動優良実践者表彰」の優秀賞に選ばれた。表彰されるのは最優秀賞一団体、優秀賞二団体と食育奨励賞二団体。

 熊谷校長は「気仙沼最高料理技術研鑚会や漁協、農協をはじめ多くの地域の方々の協力で続けてきたことが今回の表彰につながった」と感謝。「受賞をきっかけに、子供たちが自分たちの土地を見つめる力を養い、料理を通して家族との会話も深まるスローフード学習に今後も励んでいきたい」と話している。
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