■味覚と癒やし、感動提供を
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2007.11.29 |
観光ビジネス成功の秘けつ
石巻専修大信金が連携企業セミナー/
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「石巻の観光ビジネス−その新動向と成功の秘訣(ひけつ)を探る」をテーマにした石巻専修大企業経営セミナーが二十七日、同大で始まった。初日は石巻観光協会の会員をはじめ、企業や行政などから百四十人が出席。二十九日まで、観光を産業に高めていく手法をなどを考える。
石巻専修大と石巻信用金庫が連携した事業。開催にあたって同大大学開放センター長の松田孝子経営学部教授が「地域を活性化しようと、全国各地で観光への取り組みが展開されているが、何をするにしても市民一人一人の力がキーワードになる」とあいさつした。
引き続き、信金中央金庫総合研究所(東京)の笠原博上席調査役が「地域資源を活用した観光産業の振興」、石巻商工会議所通運観光部会の阿部淳部会長が「石巻圏の観光ビジネスを探る」の題でそれぞれ講演した。
笠原氏は「観光を産業にするには、まず観光客にお金を使ってもらう必要がある。そのためには滞在時間を三時間以上にする対応がポイントになる」とし、「観(み)るだけでなく、地域資源を活用し、行動する、食べる・飲む、歩く、学ぶ、創る、触れるなどの楽しみを提供することが大事だ」と助言した。
地域資源に関しては「文化や歴史、自然などだが、平たく言えば、昔から在って、将来も在ってほしいもの」と説明。観光客に提供するものは「ほかにはない本物を出すことが重要で、観光客に感動、感心、感激をしてもらえるよう努力してほしい」と強調した。
阿部氏は、二〇一〇年には海外から日本に来る観光客が一千万人に上る予測を示した後、味覚と癒やしが満足度の鍵になっている状況、最もがっかりした観光地ランキングなどを紹介。
石巻圏観光戦略については「行政(官)の熱意と産業界(産)の意欲が欠かせない」と指摘。中央分離帯の花壇化や旧北上川の沈没船の処理、古い家屋の解体といった環境整備、中心市街地活性化と連携した施策の実施などを示した。
二日目の二十八日はJTB東北交流文化事業部地域貢献推進部の阿部昌孝部長が「観光と地域づくり」、石巻料理店組合の大森信治郎組合長が「食と観光」の題で講演した。
最終日の二十九日は、午後六時半から石巻市商工観光課の内海正博課長が「石巻の観光政策の展望」の題で基調講演。内海正博、阿部淳、大森信治郎の三氏に、後藤宗徳石巻観光協会会長、高橋賢志石巻信金理事長を加えた五人がパネリストになり「観光ビジネスの秘訣」をテーマにパネル討論をする。 |
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