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■「赤点」評価10項目も
2007.11.28
石巻市環境審06年度点検
悪臭、ごみ減量化一層努力求める/
 石巻市環境審議会(会長・亀山紘石巻専修大理工学部教授)は二十七日、市環境基本計画に定めた目標・指標の二〇〇六年度達成状況などを点検、評価して土井喜美夫市長に答申した。十六分野の三十二項目を五段階で評価し、80パーセント以上の達成度合い(評価5か4)となったのが十四項目で43・8パーセントを占めたが、悪臭問題やごみ減量化など40パーセント以下の達成度(評価2か1)も十項目、31・2パーセントに上った。

 答申書は環境審の亀山会長、白土典子副会長、永沼紀男点検・評価部会長が提出。亀山会長は「次代の環境を担う人材育成など順調に進んでいる点もあるが、対策が遅れている分野も残る」と一層の努力を求めた。

 白土副会長は「横並びに課題解決をしようとすると成果が上がらない。重点項目を決めてはどうか」、永沼部会長は「企業のモラルを厳しく問い、行政がしっかり指導してほしい」と注文した。

 土井市長は「悪臭の問題などは喫緊の課題だと認識している。できることから確実にやり、一つでも二つでも前進させていきたい」と応じた。

 5か4で〇六年度の取り組みが「合格」だったのは、大気環境保全の五項目や、水質のダイオキシン値、水資源の節約など。地下水の環境基準達成率が3から4に、一般廃棄物の埋め立て処分量は3から4に上向いた。

 半面、2か1の「赤点」評価だったのは、廃棄物減量化の三項目をはじめ、地域エコクラブと環境保全優良店の設置など。悪臭は臭気指数の超過地点が増えて3から2に、指標動植物の認識率は4から2に悪化した。

 ある程度の取り組みで60パーセント達成したとする3の評価は、八項目で25・0パーセントだった。

 分野ごとの意見では、評価の下がった悪臭について「市のイメージに直結する。観光客に対する影響を考えてみても、急を要する課題」と指摘。低評価の廃棄物減量化、水質の保全に対しても一層の改善が必要とした。

 全般的に評価が低いことを「市民・事業者・市の環境保全に対する積極性の不足」と分析。三者が環境に対して責任を持つことを自覚し、「それぞれの立場でできることを実行することが最も必要」と提言している。

 石巻市は本年度、新市の環境基本計画を策定しており、旧市の計画に基づく最後の評価になった。
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