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■バラ庭園復活へ植樹
2007.11.25
石巻市中瀬
さくら野など県内百貨店労組
公園に苗7種、100本/
 石巻市の中瀬公園にあったバラの庭園を復活させようと、さくら野百貨店などが加盟する日本サービス・流通労働組合連合宮城県まちづくり実行委員会のメンバーが二十四日、バラの苗百本を植樹した。丸光石巻店(現さくら野百貨店石巻店)が三十二年前に寄贈したバラ園がなくなったのを受け、再び憩いの場をと立ち上がった。来年五、六月には見事な花を咲かせてくれそうだ。

 植樹したバラは桃色や、赤、白、黄色などの花をつける七種類。公園内にある旧石巻ハリストス正教会教会堂付近の幅三−六メートル、長さ二十五メートルにわたって苗木を植えた。佐藤政夫実行委員会長や実動部隊である再生プロジェクトの堺恒男チーフ(さくら野石巻店外商部長)らメンバー十五人が参加した。

 以前のバラ庭園は一九七五年四月、丸光石巻店創業二十周年記念として造られ、市に寄贈された。円形の庭に百五十本のバラの苗木を植え、周りには遊歩道が設けられ、市民に親しまれた。

 しかし、七八年の宮城県沖地震の影響で、同市千石町にあった旧石巻ハリストス正教会の教会堂が八〇年にバラ庭園の場所に移転。建設に伴い隣の緑地に移植されたバラはしだいに野生化し、現在残るのは数本だけ。傍らの小さな石碑だけがバラ庭園の存在を伝えている。

 県内の五百貨店労働組合で組織する同実行委は、まちづくり支援の具体的な取り組みの第一弾として、さくら野石巻店の再生プロジェクトに賛同。従業員やOBからの寄付などを元に植樹にこぎ着けた。

 佐藤委員長は、二十七年ぶりの復活に「よく散歩に来る場所だが、花が少なく寂しかった。三十二年前にも立ち会っているので庭園再生はうれしい。市民がいつでも触れ合える場所になってほしい」と話した。
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